普通の人は日帰りですが、

進行した虫歯退治

レスパイト入院から3日。今度は、大学病院で歯科の治療を行う為に短期入院を行っています。

何時もは、私の日常の歯磨きと月1回往診に来て頂く『訪問歯科』さんに処置をお願いしています。

ただ、1度進行を始めた虫歯の治療は往診だけでは難しく、進行を遅らせる処置にならざるを得ませんでした。

そこで、今回は全身麻酔を使用して抜歯を想定した治療をして頂きました。

素人目にも判る虫歯の他に、詰め物が取れている箇所や奥歯で虫歯の進行が始まっている箇所など施術前に数カ所当たりがつけられていました。

何回目、何十回目の入院

何時もは神経内科での処置で入院をお願いしている為、内科病棟になります。

そこでは、過去にご対応頂いた医師や看護師さんが居られ、不随意運動対策もリクエスト無しにご準備頂いています。

そこで今回の入院も歯科の処置ではありますが、連携をして頂き内科病棟でご対応頂きました。

自宅を出る前も比較的落ち着いていて、楽にベット ⇒ 車イス ⇒ 車 の移乗は上手く行きました。前日の夜から冷え込みが厳しくなりだしたので、気に入っているけどいざ着るには派手なダウンを着せて上げました。

病院に着くと、暖かな病室には暑苦しいダウンを脱がされてお借りしている病衣に着替えさせて貰いました。

今回も、柵の防護に使用するお布団替わりになるタオルケットと着る毛布、柵と手の間に入れ体位変換にも使用出来る抱き枕を持参させて貰いました。

最初の試練

状態が落ち着いた頃に、看護師さんがバイタル測定や検査キットを持ってきて頂きました。

そして、毎回の難所【 採 血 】も持ち込まれていました。

妻の場合、血管の細さに加え不随意運動で筋肉が動いてしまうので、毎回複数回刺されています。

今回は特に気温が低い中を通って来た事もあり、かなり苦戦されていました。

両腕試してみましたが引けず、足も探って貰いましたが上手くいきませんでした。

最終的には担当医が呼ばれ、処置をして頂きました。本当に申し訳ない。

最後に行われた体重測定では、3ヶ月前に測定した時から1kg増えていました。状態は安定している様で、安心しました。

検査結果も概ね良好で、あとは施術日を待つのみです。

朝1番

12月3日、施術日当日。歯科の施術を行う方の中で1番目の8時に手術室に呼ばれました。

私も本人確認を行う為に7時15分には病室に着いていましたが、既に手術着に着替えて呼ばれる準備が終わっていました。

ちょっぴり、寒そう

担当看護師が呼びに来て、ベットごと手術室へと移動を始めました。以前より綺麗になっていた手術室の受付周りをキョロキョロしながら進むと、既に別の科で手術を行う方々で順番待ちが出来ていました。

受付を終え、奥に進むとスタンバイされていたご担当頂く看護師さんと麻酔科医と挨拶に交わし代理で本人確認を行いました。

そこで妻とは別れ、家族待合室で待たせていました。他の方には申し訳ないですが、そこまで重篤な処置ではないのでひたすらスマホをイジリながら約2時間半過ごさせて貰いました。

待合室に呼ばれた時には既に妻は病室に移動しており、担当医と一緒に病室に上がりました。

妻の麻酔も完全に醒めており、出血も想像の範囲内の状況に取りあえず安心しました。

医師の説明では、暫く出血は続くが定期的な吸引処置だけで問題無さそうな事などの説明があり、最後に抜いた3本の歯が入ったケースを渡されました。

そのうち1本は、痛かっただろうなと分かる状態でした。ごめんなさい。

いっっったっ

経過観察次第では、週内には帰れるとの事。

とりあえず、看護師さんの皮脂を流す優しい洗髪ではなく毛穴を洗う家族の洗髪をして上げようと考えています。

心の声

・下の前歯の裏でこそぎ取ったと言うゴロゴロした歯石と言うのが気になっている。

・足の血管は、施術時の点滴用に残していた看護師さん。グッジョブ。ナイス判断。

・車いすのチューブが傷んで両方とも空気が漏れていた。交換しなきゃ。

投稿者:

ハンチントン病の介護者

ハンチントン病を発症した妻との約束、【そばに居たい】と言う言葉を胸に約15年の自宅介護を継続中。いわゆる介護鬱にならない様に、心に5段階のスイッチを用意しています。最高?最低?の時は4つ目までスイッチが入った事があります。

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