イルミネーション見学

妻が教えてくれた

交際当時から二人で楽しみにしていた事がある。

冬に各地で行われるイルミネーション巡り。

私自身は寒いのが苦手だったので、最初のうちは乗り気では無かった。

しかし、色々と見比べて行くうちに楽しいを覚えていった。

妻と一緒に見たい

車イス生活になり、寝たきりになった妻と今でも一緒に見たいと思う。

自分1人で見に行き、写真を撮影した物を妻に見せるのでは意味が無いと私は思っている。

だから、妻と一緒に見たいと思う。

最初の頃は抵抗があった妻の服をコーディネートや買いに行く事も、こう言う事を続ける事でハードルが下がった。

ピントをどちらに合せるか

妻と行った記念だが、あくまでもメインはイルミネーション。

妻は、おまけ。

だから、こんな写真でも大満足。

けど、これじゃあ寂し過ぎるので、ピントを調整して撮り直し。

当時、手を暖める意味でも傍らに置いていた熊も一緒に。

人目が多い所で自撮りをする勇気が湧かなかった時期なので、ツーショットは無し。

ここ2年は雨に当たってしまい、観に行けていない。

普通の人なら思い立った時に行けるけど、私たちにとっては大ごと。

出来る限り、続けている事は減らしたくない。

形は変わっても続けたい。

妻が嫌だと言ったら止めるけど、可哀想だからと言う理由では止めたくない。

妻は喋れないから、コロナが収まれば年末にまた行きたい。

心の声

・事前準備と厚着が必要なので、準備に2時間は掛かる。

・大規模な所は、ケーブルの後始末含めてバリアフリー化されている。

投稿者:

ハンチントン病の介護者

ハンチントン病を発症した妻との約束、【そばに居たい】と言う言葉を胸に約15年の自宅介護を継続中。いわゆる介護鬱にならない様に、心に5段階のスイッチを用意しています。最高?最低?の時は4つ目までスイッチが入った事があります。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください